2024.09.11

エルブレイブがやってきた!



森永乳業さん,はいチーズさんのご厚意でドゲンジャーズのエルブレイブが来園してくれました。

ヒーローショーやテレビ撮影で使われる本物のアクタースーツと中の人は本人が来てくれた貴重な体験です。

MCのお姉さんと子ども達の力強い呼びかけに、応えてエルブレイブが登場し、
お姉さんと共に「ビフィズス菌」についての紙芝居、エルブレイブの体操(ダンス)、記念撮影と充実した時間に、子ども達も大喜びでした。

 

エルブレイブを見る子ども達の眼差しはキラキラと光り輝いており、
私も幼少時代は目を輝かせながら、ヒーローショーやテレビに釘付けになったのを思い出します。

 

子どもの頃、多くの人が一度は「ヒーローになりたい」と思った経験があるでしょう。
テレビや漫画、映画の中で活躍するヒーロー達は、強く、正義感があり、困難を乗り越えて人々を救う存在です。
彼らの姿に憧れ、自分もいつかそんなヒーローになりたいと夢見ていたあの頃。
しかし、成長するにつれて、ふと立ち止まり、「自分は本当にあの頃思い描いていたヒーローになれたのだろうか?」と考える瞬間があります。

 

子ども時代のヒーロー像は、超人的な力や特殊な能力を伴うものです。
スーパーマンのように空を飛ぶ力や仮面ライダーのように悪と戦う技術を持つことが当時の私にとって「ヒーロー」であるための条件でした。

大人になると、その非現実的な能力の獲得や夢はいつの間にか影を潜め、現実の中での成功や達成を目指すようになります。
しかし、ヒーローとは超人的な力だけではないということに気づくのも、大人になった成長の証です。

私達が憧れていたヒーローの本質は、力ではなく、その精神や価値観にあるのはないでしょうか。
勇気、正義感、他者を思いやる心、そして困難に立ち向かう強さ。こうした要素こそが、ヒーローをヒーローたらしめているのです。

そう考えると、大人になってからも、私達は日々の生活の中で小さな「ヒーロー的な行動」を取っているかもしれません。

例えば、家族や友人を助けること、職場でリーダーシップを発揮し、困難なプロジェクトを成功に導くこと、あるいは困っている人に手を差し伸べること。
子どもの頃に夢見たヒーロー像とは異なるかもしれませんが、現実の中でのヒーロー的な行動として捉えることができます。


そして、気づかないうちに、私達は他の誰かにとってのヒーローになっていることもあるかもしれません。
子ども達が親や先生、スポーツ選手や友達に憧れるように、誰かにとって私達の行動が「ヒーロー」として映っていることがあるのです。

それは特別な瞬間に限らず、日々の小さな行いの中に存在します。

結局のところ、私は子どもの頃に夢見たカッコいいヒーロー像にはなれなかったかもしれませんが、異なる形で誰かのヒーローになれていたら嬉しいなと思います。

 

「思いやりを持ち、周りに手を差し伸べる」

子ども達には、そんな誰かのヒーローであり続けてほしいと切に願います。















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